パソコンのやり過ぎで出てくる症状といえば、眼精疲労や肩こり・頭痛・手のシビレがあります。
パソコンに向かい続ける事によって、姿勢が固まってしまいます。そしてキーボードやマウスを操作する為に腕を少し持ち上げた状態で作業することになります。
人の筋肉は動かすことにより血液が送られてきますが、腕を持ち上げた状態でキープするということは、腕の重さを支えている筋肉が緊張し続けており、肩回りの動きがありません。それにより、疲労物質が流れていかず肩の筋肉が硬くなっていき、肩こりになります。
特にマウス作業の多い方は、右肩に偏ったコリが出ることが多く見受けられます。 キーボードをデスクの奥のほうに置き、肘をデスクに置いた状態で作業ができると、腕の重さが肘で解放されて、肩の負担が減ります。
ディスプレイが正面にない場合方もバランスの悪い力みが入り、コリを増大させますので、出来るだけディスプレイは正面に置くようにしてみてください。
また、パソコン作業はディスプレイを見続けることになり、すなわち人工的な光を見続けているので、目の疲れは避けられません。
ある一定時間(30分くらい)を決めて、目を閉じたり遠くを見るようにしてみてください。そして、こまめにトイレに行くことをお勧めします。トイレで用を済ませることが重要なのではなく、トイレに行くことで座りっぱなしの姿勢から解放され、歩くことにより足の血流が改善します。画面から目を離せるので、目の疲れにも良いでしょう。