身体に「はり」をすることによって、体内ではどのような変化が起きるのでしょうか?よく「自然治癒力」とか「自己免疫力」などと言われますが、はりをすると免疫力が高くなります。「はり」をすると、身体は「はり=異物が入ってきた」と認識します。元々人体には外部からの異物を排除しようとする機能があるので「異物を体内から追い出そう」という働きが起こります。血液中の赤血球や白血球が集まってきて酸素や栄養を増やし、リンパ球が外からの刺激に対抗しようとします。そのようなメカニズムにより、「はり」をしたところは局所的に血流改善が起こり、それが全身的に及ぶと新陳代謝機能が活発になって白血球やリンパ球も増えることで自然治癒力が高まるのです。
昔から「冷えは万病のもと」という言葉がありますが、冷えが強くなると血流が悪くなり、筋肉が硬くなったり内臓の働きが悪くなります。その冷えに対して効果を出すのが、マッサージ鍼灸指圧院「楽」で行っている「灸」です。
肩や腰など痛みの出ている筋肉や、内臓の硬い部位にお灸を乗せて血流を良くし、痛みを緩和させたり、内臓の働きをよくする効果もありますが、冷えに良いとされているツボにお灸することにより、熱の刺激がツボの流れに沿って身体全体を温める効果となります。さらに熱とともにお灸のもぐさの成分が皮膚から浸透し白血球を増やす効果があり、自己治癒力が上がります。
マッサージ鍼灸指圧院「楽」で使用しているお灸は、筒型の間接灸・台座灸なので跡も残りません。チッと熱さを感じ、ツボに直接熱が入ります。1回の燃焼時間は約4分です。その日の症状や体調によりお灸の熱さや、お灸をするツボの場所や個数は変わります。熱すぎたり熱さを感じない時はすぐに教えてください。温めることで血液が集まってくるためかゆみを感じることもあります。
お灸をした部分がピンク色に変わると、もぐさの成分が皮膚に浸透した目安になります。成分としてはチネオールやセキスペルテンで、殺菌や抗炎症作用が高く、ストレスによる頭痛や腰痛、内臓の不調や自律神経などの症状への効果も認められています。
〜 鍼灸治療の効果 〜
※ 当施術の効果には、個人差があります
・痛みを和らげる鎮痛効果
・血行を改善することで疲労物質を除去、疲労回復を促す効果
・筋肉の緊張を緩めることにより機能性を回復させる。
・運動神経、自律神経、感覚神経など脳から伝わる電気信号の流れをスムーズにする。
・免疫能力を高めて病気に対する抵抗力を強める
・鍼について
・灸について
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