VR

渋谷マッサージ鍼灸指圧院「楽」の島尻です。

7月25日に兵庫県の高校で認知症の方の視覚を仮想現実(VR)で体験授業があったとニュースになりました。

私が学生時代に高齢者の方の不自由さを体験する授業がありました。膝の可動域を制限する着用し、筋力低下を感じるかのように重りのあるジャケットを着て学校周りを歩くという授業でした。

その時に体験したのは想像以上に大変でした。

まず階段が辛いのは当たり前ですが、自販機でジュースを買い、お釣りを取ったりジュースを取るのも辛かったことを憶えています。道路の小さい段差で躓きそうになったりと体験しないと分からない事が多くありました。

認知症の方は記憶が無くなったりします。トイレなどでパニックを起こす方は、それまで自分がトイレに行ったことやカギをどうやってかけるかなどの記憶が急になくなります。そして、「いきなり知らない個室に閉じ込められた」と感じ、それによりパニックを起こしてしまうそうです。そして、助けてくれた方も知っている職員さんのはずが見知らぬ人になってしまうためさらにパニックになってしまうそうです。

こういうVRなどの技術が発達して、障害者の方や病気を患っている方の気持ちがわかる様になるともっと求めているものがわかる様になるので期待したいです。