渋谷マッサージ鍼灸指圧院「楽」野島です。
少しずつ気温も上がってきて、過ごしやすい日も増えてきましたね。(先日は、季節外れの雪が降った所もありましたが…)
気候の変化が激しい、まだ春先では、何となく身体の不調を感じる人も少なくないのではないでしょうか?
最近は、このような不調を『春バテ』と言い、【夏バテ】のような「疲労感」、「倦怠感」のほか、「気分の落ち込み」、「イライラ感」、「肩こり」、「頭痛」等の症状もあることが判明しています。
これは、まだ寒暖差が激しい期間では、気温差に身体が対応しようとエネルギーを消耗し、自律神経のバランスが崩れてしまい、「疲れ」や「ダルさ」を感じやすくなるからです。
又、生活環境も変わることも多く、本人も気付かないうちに緊張感やストレスが生じ、自律神経が乱れ、『春バテ』の症状を感じやすくなることもあるようです。
対策として、
1、身体を冷やさないようにしましょう
外出する時は、服装を気温に合わせて調節し、首、襟元を冷やさないように、マフラーやストールなどを活用してもいいでしょう。一日の疲れを、ぬるま湯にゆっくり入浴して、自律神経を整えると寝つきも良くなります。
2、睡眠をしっかり取りましょう
就寝前に、首もと、目もとを蒸しタオルなどで温めたり、意識して深呼吸(腹式呼吸)をすることで、自律神経のバランスが整います。
3、こまめに体を動かしましょう
運動をすると、自律神経のバランスを整えるセロトニンが分泌されます。ウオーキング、サイクリング、水泳などの有酸素運動が効果的です。
4、食事をバランス良く摂りましょう
食事を摂り、食べ物を消化する際に副交感神経が活発に働き、身体がリラックスモードになります。なるべく欠食することなく、又、偏食にも気を付けましょう。
5、そして鍼灸やマッサージも自律神経を整える効果があります。
続けることによって、効果も大きくなります。皆さま良い春をお過ごしください。