咳エチケットを身につけよう!

こんにちは、楽スタッフの佐藤です。

新型コロナウイルスが本格的に流行していますね。

個人でできることは前回お話ししたように「よく食べ、よく寝て体調を整えて、手洗いをしっかりする」が基本にして最重要です。これが【自分が感染しないためにできること】です。

そのうえで「咳エチケット」もやっていきましょう!
咳エチケットは咳やくしゃみの飛沫でウイルスを【相手にうつさないためにやること】です。そのためには以下の3つが勧められています。

厚生労働省 咳エチケットとは
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000187997.html

1.マスクを着用する。
2.ティッシュ・ハンカチなどで口や鼻を覆う。
3.上着の内側や袖(そで)で覆う。

その効果に諸説ありますが、一般的なマスクは基本的に【相手にうつさないため】のものなんですね。WHOでは不十分なマスクの使用は口や鼻に触れる機会が増すためかえって着用者の感染リスクが上がるとしています。マスクをしていれば感染が予防できる!と謎の安心感はありますが、頼り切らずに「自分の感染確率が少し上がるが、他人へ移さないためのエチケットアイテム」と割り切って使ったほうが良いと思います。

マスク、品薄で手に入らないですしね。(私事ですが、軽く花粉症なのでちょっと困ってます)

そんな時こそ重要になってくるのが咳エチケットの2番、3番です!
特にとっさの時に何もなくてもすぐ出来るのが3番の利点です。

しかし今回改めて自分の行動や電車内の様子を観察してみましたが、これが出来ている人はほぼ皆無でした。

皆さんどうしても自然と手や拳を口元に持ってきてしまいます(咳払いの仕草ですね)。そうするとその手が感染源になってしまいます。なにごとも教科書通りにはいきません。長年の染みついた自然の所作を変えていくのは大変むずかしいです。

その手でスマホをいじくったり、手すりやつり革を持ってしまうと…マスク欲しいですね(笑)

しかし嘆いてばかりもいられませんので、エチケットを学ぶ良い機会だとプラス思考で咳エチケットの仕草を取り入れていきましょう!

ご参考に

手洗い・うがい忘れずに!

こんにちは、楽スタッフの佐藤です!
今シーズンは暖冬とは寒さや乾燥はやはり「冬」ですね。

みなさんは今年のお正月はいかがお過ごしになられましたか?
私は混雑を避けて3日に初詣に行ってきました。時間帯が早かったせいか例年より待たずに参拝できました。

中華圏では春節(旧暦のお正月)の方が新暦の正月よりも盛大にお祝いされます。今年の春節は1月25日で、大晦日の24日から1月30日までの一週間は大型連休で故郷や帰ったり休暇を利用して旅行に行ったりするそうです。日本にも大量に中国の観光客がやってくる見込みです。

そんな中、中国の武漢で新型コロナウイルスが猛威を振るい始めました。

すでに世界各地で感染者が報告されており、各国が対応に追われています。正直、WHOも日本政府の対応も不十分な気がします。

しかし嘆いていても仕方がありません。そうでなくても冬は風邪やインフルエンザが流行る時期です。新型コロナウイルスであろうと個人でできる対策はそう変わりません。

・早寝早起き、規則正しい生活と食事
・手洗い、うがい
・マスクの着用

ウイルス感染というとマスクが注目されがちですが、基本的な体調管理と手洗い(手指の洗浄)は重要です。

日本ではお正月もとっくに終わりもう通常通りの生活だと思います。新年からお忙しいとは思いますが、疲れは溜めずにご自分でとり切れない疲れはぜひ当院をご利用ください。

関東はこれからが冬本番です。体調に気をつけて冬を乗り切りましょう!

冷え性対策入浴法

渋谷マッサージ鍼灸指圧院「楽」野島です。

後、数日で新年を迎えますね。今年は暖冬らしいのですが、やはり朝晩の冷え込みや強風の時などは、結構寒く感じますよね。お客様の中でも、「冷えがキツイのよね」というお声を耳にします。

冷え性は、血行不良の状態で、特に体の末端が血行不良になりがちです。手軽に体の末端の血行を良くするには、「足浴」、「手浴」などの部分浴が有効です。

さらには、以前、【温泉1】でご紹介した「温冷交互浴」が、冷え性改善に最適です。
お湯と水で、交互に刺激を与えることにより末梢血管が広がり、血行が良くなります。「温冷交互浴」で、お湯で終わるか、水で終わるかですが、慣れるまではお湯で終わりにしましょう。慣れてきたら、水で終わることにより、血管を広げようとする力が働きやすくなります。

それから、体にゆがみ、筋肉の凝りなどがあると、その効果は一過性のものになってしまいますので、入浴後のストレッチをお勧めします。
また、血液中の酸素不足が冷え性の原因にもなりますので、意識して「腹式呼吸」に切り替えることも大切になります。

身体を温めて、安眠できるようになるといいですね。

ビタミンEで抗酸化

マッサージ鍼灸指圧院「楽」宮嶋です。

今回はビタミンEのお話です。

ビタミンEは 4種のトコフェロールと 4種のトコトリエノールの合計8種類 の総称です。ビタミンEは強い抗酸化作用があり、 活性酸素の害をなくそうと働くビタミンのひとつです。 また、血行をよくして冷え症や肩こり、しもやけなど皮膚の抵抗力を強化させます。

ビタミンEは脂溶性ですが、 摂取量の3分の2が便として排出されるため、脂溶性ビタミンの中では比較的体内に蓄積されにくく、通常の食事の範囲では過剰症はほとんど起こりません。 ただ、サプリメントで摂取する場合は注意が必要です。

ビタミンEを多く含む食品は、 アーモンドなどのナッツ類、胚芽油、穀類などがあります。ウナギなどの魚介類、大豆、緑黄色野菜などにも含まれます。

このビタミンEに加え、ビタミンCやビタミンAも合わせて摂取すると、免疫UPになるので、インフルエンザや風邪の流行るこれからの時期に積極的に摂取しましょう!

立ちくらみ防止入浴法

マッサージ鍼灸指圧院「楽」の野島です。

先日、「入浴後に立ちくらむ事があるのですが、どうすればいいですか?」というご質問を頂きました。
浴槽から上がる時、立ちくらみを経験された方も多いかと思いますが、それは「のぼせた」だけではなく、血圧の変化が関係している可能性もあります。
浴槽から急に立ち上がると、それまで身体にかかっていた水圧がなくなり、圧迫されていた血管が一気に拡張します。そのため、脳に行く血液が減少し貧血状態に陥り、一過性の意識障害を起こしやすくなります。

浴槽から出る時は、手すりや浴槽のへりを使って体を支えながら、ゆっくりと立ち上がるようにしましょう。また、温泉施設にあるような少し浅めの浴槽でしたら、全身浴⇒半身浴⇒足浴の順でお風呂から出ることもできますね。

そして、入浴前に手を冷やしてから入るか、もし可能でしたら、桶に水を溜めておき、入浴しながら手を冷やすと良いでしょう。

もし、立ちくらみを起こしてしまったら、慌てず落ち着いて低い姿勢を取り、手すり等につかまりながらゆっくりと立ち上がるようにしましょう。また、可能であれば、心臓よりも少し上に足を上げた状態(足首の下に丸めたバスタオル等を置いて)で、しばらく仰向けになられて安静にしてください。

入浴における注意事項 その2

マッサージ鍼灸指圧院「楽」の野島です。

さて、前回からの続きです。
*内湯と露天風呂、どちらが先?
お風呂に入る時に、一番注意しなければならないのは、体が冷えている状態で急に熱いお湯に入ることです。血圧が急上昇し、脳卒中、心筋梗塞などの危険性があるからです。
一般的には、露天風呂は内風呂に比べ、外気温が低いので、体が冷えた状態で入らなければならないので、内風呂に先に入るように心掛けてください。

*スポーツ後の入浴
スポーツの後は、疲労箇所に血液が集まり、乳酸などの疲労物質を体外に排出しようとします。そんな時に入浴すると、疲労箇所に集まった血液を分散させてしまいます。
激しいスポーツの後に入浴すると、単純に体への負担が大きくなってしまうので、しっかり休憩してから入浴すると疲労回復につながります。

*食事前後の入浴
食事をすると、消化のために消化器に血液が集中します。一方、入浴は全身の血の巡りを良くするので、食後に入浴すると消化器に集まらなければいけない血液が、分散されてしまいます。すると、消化不良が起こり易くなります。
さらには、入浴による水圧で消化器を圧迫します。これに加えて、熱いお風呂なら、交感神経を刺激し、胃の働きを抑制してしまいます。
こんなことから、食事後の入浴は、40~60分程開けてからしたほうが良いでしょう。
そして、このようなことから、入浴直後の食事も避けた方が良いでしょう。入浴により、全身の血行が良くなってしまうと、消化器に血液が集まりにくくなるからです。

それから、お酒が好きな方は入浴後に一杯!と、なりがちですが、これも直後は控えてください。30分程度開けることにより、血行が落ち着いてきますので、それからであれば問題ありません。入浴前、中は、言わずもがなです。

ビタミンDで免疫UP!

渋谷マッサージ鍼灸指圧院「楽」宮嶋です。

季節の変わり目で気温も下がり、風邪など体調を崩している方が多くみられます。それに加え、今年はインフルエンザの流行が例年よりも早くなっております。

そこで、免疫力UPに「ビタミンD」です。
ビタミンDは骨の成長や骨の再生だけでなく、 免疫力の向上やアレルギー症状を改善します。

ビタミンDは紫外線を浴びることで体内に合成されますが、紫外線が減少するこれからの季節に不足しがちです。 風邪やインフルエンザにかかったりアトピー性皮膚炎が悪化しやすくなるのはそのためでもあるようです。

また最近ビタミンDが心や神経のバランスを整える脳内物質セロトニンを調節することがわかり、うつなどのメンタル症状に効果的であることがわかってきました。

ビタミンDを多く含む食品は、きくらげ、しめじ、しいたけなどのきのこ類や、ししゃも、いわし、しらす、さけなどの魚介類に豊富に含まれています。また、卵黄やバターなどにも含まれます。

不足しがちなビタミンなのでサプリメントも一つの選択肢ですが、ビタミンDは脂溶性ビタミンであるため過剰摂取もありえますので、詳しい知識を持った医師や薬剤師、栄養士との相談をお勧めします。

ビタミンDをしっかり摂取して、これからの季節を乗り切りましょう!

入浴における注意事項 その1

マッサージ鍼灸指圧院「楽」野島です。

温泉に行くと、なんか気分が解放されますよね。でも、いざ温泉に入る時に、こういう行為はOK?NG?と、迷う場面に出くわしませんか?そこで、幾例かピックアップしてみました。

*入浴の回数
一日の入浴回数は3回まで。入っている時は気持ちよくても、以外と体には負担がかかるのです。特に一日のみや、数泊する時の初日は2回までにしておくことが安全です。

※湯あたり
温泉に入ると、頭痛、めまい、寒気など体調不良になることがあります。この湯あたりは、その温泉が体に合わない場合と、温泉の力で治癒の途中で、一時体調不良となる「好転反応」の場合があります。そのどちらなのかは分かりにくいですが、もし湯あたりになったら、一日入浴を控えて、体調が戻れば「好転反応」と考え、入浴を再開して良いですし、復調しなければ、その温泉が体に合わないことも考えられますので、入浴は控えた方が良いでしょう。

*水分補給
これは前々回にもお知らせしましたが、入浴前後にコップ一杯の水分補給が望まれます。

*かけ湯とかぶり湯
かけ湯はお風呂に入る前に、体にお湯をかけること。体が冷えている状態で、いきなり熱いお湯に入ると、血圧が急上昇し危険です。そこで、体を慣らすために、足先などの末端からお湯をかけて、体を温めていきます。
そして、頭からお湯をかぶることを、かぶり湯と言いますが、これは頭の血管を広げるので、脳貧血によって現れる立ちくらみを防ぎやすいです。かけ湯の後にかぶり湯をしましょう。

夏の疲れにビタミンB群

渋谷マッサージ鍼灸指圧院「楽」 宮嶋です。

ようやく夏の猛暑が少し落ち着いてきましたが、夏の疲れが出てくる時期になりました。

そこで摂取して頂きたいのが「ビタミンB群」です。

ビタミンB群には、B1・B2・B6・B12・ナイアシン・パントテン酸・葉酸・ビオチンがあります。

B1・・・糖質をエネルギーに変える。不足すると、脚気になる。
B2・・・脂肪をエネルギーに変える時に特に必要。
     不足すると、口内炎が出来やすくなる。
B6・・・補酵素としてアミノ酸の代謝を助ける。
     不足すると、鬱になりやすくなったり、不眠症になる。
B12・・・神経および血液を健康に保つ。不足すると、貧血になる。

など、各々がとても大切な働きをします。不足すると、エネルギーや赤血球がうまく作れなくなるため、疲れやすくなります。
なお、水溶性の為多く摂ったとしても、尿に排出されてしまうため、副作用の心配はいりません。

これらを多く含む食品は、
B1・・・豚肉、無精製の穀類、大豆、卵黄、野菜、魚
B2・・・乳製品、レバー、豆、野菜
B6・・・レバー、魚、メロン、キャベツ、卵、ナッツ
B12・・・肉、卵、乳製品、魚
などがあります。

夏の疲れを感じている方は、積極的に摂取しましょう!!

参考文献:ビタミンのすべて

温泉Ⅱ

渋谷マッサージ鍼灸指圧院「楽」 野島です。

(前回の続き)さて、美肌効果の高い泉質の温泉(いわゆる美人の湯と言われる温泉)では、掛湯をし、一度入浴してから体を洗うのが効果的です。

と言うのも、この種の温泉には、アルカリ性を示す温泉が多く、これには肌の角質や毛穴の汚れを取ったりしてくれる「乳化作用」があるのです。
つまり、温泉入浴により、不要な角質や汚れを取りやすい状態をつくってくれるのです。(但し、化粧をしている場合は、温熱効果で毛穴をしっかり開くためにも、化粧を落としてから入浴しましょう。)

そして、お湯から上がり体を洗っていきますが、すでに温泉の刺激を受けているので、なるべくタオルではなく、石鹼を手に取り、泡立てて、手のひらで優しく洗うのがオススメです。

入浴後の上がり湯(お風呂上りに、全身にお湯をかぶって出る時のお湯を掛ける行為)ですが、入浴後も温泉成分は、肌に浸透します。ものにもよりますが、概ね2~3時間ほど効果が持続すると言われています。

シャワーや水道水での上がり湯は、温泉成分を洗い流してしまうので、温泉を桶に汲んで掛けましょう。温泉の湯口から、新鮮なお湯を取りたい時は、熱すぎる場合があるので、適温に冷ましてから掛けて下さい。

但し、酸性泉など刺激の強い温泉(入浴後、肌がヒリヒリしたりするもの)は、シャワーなどで温泉を流した方がよいです。

風呂から上がると同時に肌の水分は蒸発していきます。これが、「美肌泉質の落とし穴」です。

入浴中はツルツル肌でも、入浴後は乾燥しやすくカサカサ肌になってしまうのです。風呂上がり後、直ぐに保湿剤を塗るように心掛けて下さい。

最後に、特にこの美肌効果が高いとされている泉質が「炭酸水素塩泉」「硫酸塩泉」「硫黄泉」で、三大美人泉質と呼ばれており、さらにpH値が「7.5以上」のアルカリ性の温泉も美肌効果があることからこれを加えて、四大美人泉質と呼ぶこともあるそうです。